2021年1月15日(金)『裏世界ピクニック1巻』『SFマガジン2月号』ほか

 昨日家事をいろいろやったり授業を頑張って受けたりお散歩をしたせいか、今日はさっぱり動けず、お布団から出ても結局横になることしかできなかった。1日頑張ると1日動けなくなるシステムなのかもしれない。不便なので何とか改善したいところだ。動けないのでTwitterをたらたらと眺めていたところ、一日眠いのは日照不足を原因とする「ウィンターブルー」かもしれないというツイートを見かけた。

やっぱり日光浴が大事らしい。明日晴れたら、一日中窓の近くで太陽光を浴びながら読書や勉強をしようと思う。太陽光だけでなく朝紅茶を飲んでテアニンを摂取し(これには多分朝ちゃんとある程度時間通りに起きてしっかりと温かいものとカフェインを取ることによって生活リズムを整える役割も担っているのだろう)、一定程度の運動をし(私の場合は通勤通学を近頃することがないので一日一定程度の、できれば30分ほどの散歩になるだろうか)、夜は温かいお風呂にゆっくりつかる(動けないせいで最近湯船につかることも減っていたので、入浴剤でも仕入れて毎日入ることにしたい)こともよいという。何とかこの状態を克服するためにぼちぼちやっていくぞ。

 

 

 

 そしてへばりながら学術書や論文を読む体力はさすがになかったので、ちょうどこの1月からアニメ化される『裏世界ピクニック』の原作1巻、宮沢伊織『裏世界ピクニック:二人の怪異探検ファイル』を読み返す。原作小説を購入したのはだいぶ前で、実はちょっと忘れかけていた部分もあったのだが、やっぱり面白&こわい! 

SFマガジン 2021年 02 月号 特別増大号

SFマガジン 2021年 02 月号 特別増大号

  • 発売日: 2020/12/25
  • メディア: 雑誌
 

SFマガジンの2月号の著者とアニメ版監督のインタビューの中でこの作品は怖いという部分が人によってバラバラと述べられていた通り、ほかの方がどのような点で怖さを感じているのか自分にはわからないが、自分にとってはやはりくねくねや八尺様に出会った時のこの世界のものではない、踏み入れてしまってはいけない、このままでは頭がおかしくなる! 引きずり込まれる! といった認識の描写についおそろしさを感じてしまう。つい空魚に同調してしまうというのか。実はまだアニメ1話をべろべろに酔った(ウォッカ一瓶飲んだあと)状態でしか見ておらず、アニメは詳しいところを把握していない。ので、アニメ版でのこのホラー描写にぜひ期待したい。

 そして、鳥子の距離の詰め方の異常さに空魚と同じようにパーソナルスペース半径5メートルの陰キャオブ陰キャの私は相変わらずビビるのだが、再読してみると、思ったより鳥子は距離をめちゃくちゃ詰めるようでいて核心や、本人の嫌がるだろうという部分を本能的にか的確に避けている。そのあたりが、彼女の空魚の「共犯者」としての矜持なのだろうか。

そして、裏セカを読み返すためにめちゃめちゃなことになっている自分の部屋中をひっくり返したのが、最新刊まで追っているつもりだったがなんと実は3巻までしか買っていなかったことが発覚した。この間本屋に行ったとき危うく5巻を買おうとしていた……危ない……。『裏世界ピクニック』担当編集者の早川書房溝口力丸氏が5巻でこれまでの二人が到達する共犯者としての頂点に行く、5巻がこれまでの二人の集大成(意訳)ということをTwitterでおっしゃっていたような気がする(該当ツイートを見つけられなかった)ので、4巻読まずにたどり着かなくてよかった……。

こんな感じなので明日は日光浴とお散歩もかねて本屋さんに行けるといいな。今日も早い就寝になりますが寝ます。おやすみなさい。